第14回花筐薪能開催(はながたみ)
当地で開催されている能は、室町時代の能楽師世阿弥が創作した謡曲「花筐(はながたみ)」に因んで、花筐薪能と銘打ち隔年で開催しています。晩夏の夕暮れのひと時、自然の中で篝火(かがりび)を焚き開演となります。しばし幽玄の世界に身をゆだね能の奥深さ、すばらしさを感じて頂ければ幸いです。。
開催日 令和5年8月6日(日)
予約受付 詳細は下記掲載の熊坂の画面をクリック
演目・演者 狂言 咲曄 野村 万作 (人間国宝)
舞囃子 松風 大坪喜美雄 (人間国宝)
能 熊坂 佐野由於
狂言 鈍太郎 野村萬斎
「花筐」の由来
謡曲「花筐」は室町時代の世阿弥の創作能なのですが、当時、大王と照る日の前の愛の物語がすでに伝説として広く知れ渡っていたことが創作につながったと言われています。
花筺公園
さくら、もみじで知られ、継体大王ゆかりの遺跡や文化が遺る花筺公園は、平成26年に170週年を迎え盛大に祝いました。ますます魅力ある公園になってきました。
雨に煙る紅葉も捨てたもんじゃないね!
無人の公園秋独り占めできますよ。
国の登録文化財
継体大王が即位で上京の際、岡太神社にその記念として遺した桜といわれています。
その後、年を経るに従い薄い色に変化してきたため薄墨桜と言われるようになったと伝わっています。
樹齢 600年 幹周り 4.5㍍ 高さ10㍍ 枝 15㍍山の中 標高 200㍍
福井県天然記念物指定
大迹の王と(継体天皇)目子姫の子、勾大兄の王子(27代安閑天皇)・日隈の高田王子(28代宣化天皇)ご誕生の折、この池の水を産湯に使ったと伝わっています。
現在、池は正6角形で大きさは27㎡、池は大きな石でふさがれているため水の有無は確認できていない。
この六角形の部分の土地だけ国が所有している。
廷々左衛門は大王の近臣で、その子孫は佐山に居住し、毎年岡太神社の祭事には霊験を奉じて供養するのを例としていた。
後に今の服間村炭焼きに移住しました。
現在は岡太神社の境内に左衛門居跡に残存していた庭石2個を移し、石標にその由を記して保存しています。
名勝 花筺公園 さくら
名勝 花筺公園 もみじ
昭和11年11月 三秀社社長嶋連太郎氏の寄付金 当時15,000円をもとに花筐文庫(図書館)が完成した。
後に今立町に寄付され、平成17年嶋会館と名称変更し今日にいたっています。
昭和初期のモダンな洋風3階建。
越前市の歴史的建造物として保存を働きかけています。
花筺公園YouTube
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