第13回花筐薪能


平成30年8月5日(日)

越前市粟田部町17-20 

場所 花筐公園能楽ステージ

開場 午後3時

開演 午後5時


写真:花筺薪能会場(花筐公園)


演者 狂言

野村万作

    人間国宝 和泉流能楽師

 

 

 

演者 能

大坪喜美雄

野村萬斎

   和泉流能楽師

佐野由於



番組予定

第一部 開演 17:00 狂言トーク  お話し 野村萬斎

第二部 挨拶 17:15 火入れ式

    仕舞 松風 福岡聡子   地 佐野弘宜 島村明宏 川島英治

         佐野玄宣 

 

    狂言 萩大名 大名 野村万作 太郎冠者 飯塚豪

                       茶屋   石田幸雄 

                        後見 岡 聡史

休憩10分

    舞囃子 

     紅葉狩 佐野由於  太鼓 飯嶋六之佐

                   小鼓 住駒俊介   笛 杉 市和

                          地 島村明宏

                            広島克栄

                            川島英治

 

    狂言  

     喎牛 山伏 野村萬斎  主    岡 聡史

                   太郎冠者 高野和憲

                           後見 飯田 豪

     

     能 ツレ 佐野弘宜

        子方 稲田海音

       シテ 大坪喜美雄

  花筐 ワキ 殿田謙吉

        ワキヅレ 苗加登久治 平木豊男 北島公之

       大鼓 飯島六之佐

       小鼓 住駒俊介   笛 杉 市和

                 後見 島村明宏 福岡聡子

              地 和田義一 谷 清士 鈴木重寛 芦田嘉和

                川島英治 佐野由於 広島克栄 佐野玄宣

                         動 天野和彦 佐野裕則

      



チケット

チケット S席  5,500円

     A席  4,000円 

チケット発売日  5月6日(日)


チケットのお求めは

 

越前市文化センター 

花筐公民館、0778-42-0361

いまだて芸術館 0778-42-2700

福井新聞社読者センター

ショッピングシティ・ベル、パリオCITY、松木屋エルパ店

 武生楽市

ローソンチケット(Lコード:53026)

チケットぴあ(Pコード:485-452)

                 でお買い求めいただけます。

 

※車椅子をご利用のお客様は、実行委員会にご連絡ください。 


お問い合わせ: TEL0778-42-0361

        花筺薪能実行委員(花筐公民館内)

        915-0242 福井県越前市粟田部町17-20



演目解説 

萩大名(はぎだいみょう)

 

 近々都から帰国することになった田舎大名が、太郎冠者の案内で、とある庭園に萩の花見に出かける。風流者の亭主が、来客に必ず一首所望することを知っている太郎冠者は、「七重八重 九重とこそ思ひしに 十重咲きいづる 萩の花かな」という聞き覚えの歌を大名に教えておく。見事な庭を楽しんだ後、いよいよ歌を詠むことになるが、大名は…。

 

 実力はあっても風流に欠ける大名を風刺するだけでなく、無邪気で大らかな人物として描くところに狂言らしさがある作品です。のどかな風情が漂う舞台を、ごゆっくりお楽しみ下さい。

 


演目解説

 舞囃子は(まいばやし)は、能のある曲の中の舞所だけを取り出し、シテ一人が面・装束を付けず、紋服・袴のままで、地謡と囃子を従えて舞うものをさす。最も面白い部分かけを演じるため、能のダイジェスト版といえる。

舞囃子 紅葉狩

 

場面は信濃国戸隠である。前シテ一行の道行きで幕を開ける。身分の高い女性(シテ)が、侍女(ツレ)と連れ立って紅葉見物にやってきた。絶景の中、地謡前に幕を巡らし宴会となる。次いで馬に乗り供の者を従えたワキが登場する。鹿狩りにやってきた平維茂の一行である。維茂は、供の者に命じて、楽しげな酒宴の様子を見に遣わす。アイとの問答があるが、美女一行は素性を明かさない。騒々しく馬で走り過ぎるのも無粋なので維茂は下馬し通り過ぎようとするが、シテが一緒に紅葉と酒を楽しみましょうと誘う。無下に断ることもできず宴に参加した維茂であったが、美女の舞と酒のために不覚にも前後を忘れてしまう。シテの舞う美しい中ノ舞は突如激しい急の舞となり、美女の本性を覗かせるが、維茂は眠ったままである。女達は目を覚ますなよと言い捨てて消える。


演目解説

蝸牛(かぎゅう)

 

 修行を終えて帰る途中の山伏が竹やぶで休んでいると、主人の命で、長寿の薬になるという蝸牛(かたつむり)を捕りに太郎冠者がやってくる。太郎冠者が山伏を蝸牛だと思い込み声をかけると、山伏は蝸牛になりすまして太郎冠者をからかう。さらに山伏は、囃子言葉に浮かれてなら同行しようと、太郎冠者にかたつむりの囃子言葉を教え…。

 

 観ていると心も体もうきうきとしてくる楽しい作品です。「でんでんむしむし」という囃子言葉が何回も出てきますので、登場人物と一緒に浮かれてみてはいかがでしょうか。

 


演目解説   花筐はながたみ

 

花筐とは花籠(はなかご)の事で竹ひごを編んで作った竹細工の花かごを指しています。

 越前国味真野(現在の福井県越前市味真野町周辺)に、応神天皇の子孫である大迹部(おおあとべ)皇子(男大迹皇子、男大迹邉皇子とも表記)が住んでいました。

 皇子は武烈天皇より皇位を譲られ、継体天皇(450?〜531?)となり、都へ旅立ちました。帝は、味真野にて寵愛していた照日の前に使者を送り、手紙と愛用した花筐(はながたみ:花籠のこと)を届けます。 

 出先で使者を迎えた照日の前は、天皇の即位を喜びながらも、突然の別れに、寂しく悲しい気持ちを抑えられず、手紙と花籠を抱いて、自分の里に帰りました。

 大和国玉穂の都(現在の奈良県桜井市池之内周辺)に遷都した継体天皇は、ある秋の日、警護に当たる官人らを引き連れて、紅葉見物にお出かけになりました。 

 そこに照日の前と花籠を持った侍女が現れます。彼女は、天皇への恋情が募るあまり、狂女となって故郷を飛び出し、都を目指して旅をしてきたのでした。狂女・照日の前が、帝の行列の前の方に飛びだすと、官人が狂女を押し止め、侍女の持つ花籠をはたき落します。照日の前はこれをとがめ、帝の愛用された花籠を打ち落とす者こそ狂っていると言い、帝に逢えない我が身の辛さに泣き伏してしまいます。

 

 官人は帝の命令を受けて、照日の前に対し、帝の行列の前で狂い舞うように促します。照日の前は喜びの舞を舞った後、漢の武帝と李夫人との悲しい恋の顛末を物語りつつ、それとなく我が身に引き寄せて、帝への恋心を訴えます。

 

帝は、照日の前から花籠を受け取ってご覧になり、確かに自分が愛用した品だと確認し、狂気を離れれば、再び以前のように一緒になろうと伝えます。照日の前は、帝の深い情愛に感激し、正気に戻ります。この花筐以降、「かたみ」という言葉は、愛しい人の愛用の品という意味を持つようになったと伝えられています。かくして二人は、玉穂の都へ一緒に帰っていくのでした。

一般には「けいたい」と発音されるが、能では「けいてい」と呼ぶ。

 

見どころ
 古代の伝説から着想して、恋物語にしつらえた能です。「別離-狂い-旅-狂いの舞-再会-ハッピーエンド」という狂女物の能の典型的な構成ですが、曲柄としては、しっとりとした三番目物としても扱われ、帝へ恋慕を捧げる女性の気品、情趣が醸されています。

 

静かに佇み、手紙を読む照日の前の姿、都を目指して旅をする照日の前と侍女による掛け合いの謡、恋慕に浮かされたカケリの舞、帝の行列に行き逢い花籠を打ち落とされて嘆く照日の前の狂いの舞、ツヨ吟のクセの謡に乗せて漢の武帝と李夫人の悲恋を表す照日の前の舞、そして帝との再会を喜ぶ照日の前の晴れ晴れとした立ち居振る舞……一つひとつのパートに、よく練られた演出で特色のある謡や所作、舞が配置され、古代のおおらかで詩情に満ちた情景が、ふわりと描き出されています。それぞれ、じっくり楽しんでいただけることでしょう。

 




会場内、会場外のマナー

■雨具について

     薪能を楽しんでいただくために、あらかじめ雨が降っている場合や、降りそう

     な場合は雨具の準備(合羽)をお願い申し上げます。

■飲食  会場では冷茶のサービスと軽食など販売しておりますが、幕間は短時間であるこ

     とと、開演中の食事はご遠慮頂きたくお願い申し上げます。

■駐車場 お帰り時間は夜になりますので車の駐車場所をお忘れにならないようご注意く

     ださい。 

■写真  上演中はスマホ、カメラ、ビデオ等での撮影,録音はご遠慮ください。

■電話  携帯電話の電源はOFFにするかマナーモードに切替てください。

■お話し 上演中の会話並びに、会場の外での会話も会場内によく聞こえますのでご遠慮く

     ださい。

■騒音  会場外であっても周辺での車のクラクションはお控えください。


アクセス(交通)

会場までのご案内

車で 高速武生ICから 花筐公園まで車でおよそ 13 分5.3 km()

不明な道路経由

↓北陸高速自動車道武生IC降りる 右(東)方向 
↓東方向に県道262号線を直進  3.4 km
↓岡太神社鳥居手前の石碑を目印に右折、140m 
↓目的地(公園登り口)左折し 160m 

車で 高速鯖江ICから 花筐公園まで 三里山を東回り、西回り共にでおよそ 15

 

公共交通機関ご利用の場合 

JR武生より・福鉄武生新駅より

■福井鉄道バス南越線のみ。

     ※JR鯖江駅からはバスの運行はありません。

■JR武生駅前乗り場

 発車時刻 ①pm1:57発 和紙の里行  pm2:21 粟田部 着

      ②pm4:15発 々      pm4:39 々

      ③pm5:33発 々      pm5:57 々

 ※粟田部バス停と花筐公園口は距離にして100m離れておりますが、どちらの停留所から

  も公園までは距離で0.5キロ、時間でおよそ7分の距離となっております。

ご注意

 ※③をご利用の場合は薪能開演時間pm5:00に間に合わない。

 ※③以降のバス運行は上下線とも運行しておりません。  

 ※薪能終演予定時刻pm8:20にはバスは運行されておりません。大変ご不便をおかけい 

 たします。

 

タクシーご利用の場合

■JR武生駅・鯖江駅より花筐公園まで およそ15分程度

 


駐車場のご案内


会場の席配置図

青ブロックについて上記配置図では大きくはみ出して見えますが、緑ブロックと赤ブロックの間に納まる位置となっております。


主催 第13回花筺薪能実行委員会

共催 越前市文化振興・施設管理事業団、福井新聞社

後援 越前市、越前市教育委員会、福井県・福井県教育委員会、福井県文化振興事業団、

   武生商工会議所、FBC福井放送、福井テレビ、丹南ケーブルテレビ協賛 越前市商工会


問合せ

915-0242 福井県越前市粟田部町17-20 

花筐公民館内 越前花筺薪能実行委員会 ℡ 0778-42-0361