第13回花筐薪能


平成30年8月5日(日)

越前市粟田部町17-20 

場所 花筐公園能楽ステージ

開場 午後3時

開演 午後5時


6月30日土曜日 福井新聞掲載記事。 

あんどんはお客様をお迎えする粟田部挙げてのおもてなしの一つで、絵は子供からお客様へ薪能を楽しんでもらおうと心を込めて一生懸命描いたものです。来場の際には是非ご覧ください。

 

地元越前市にお住まいの皆様へ

 

 1500年前の古、越前の国味真野が舞台。大迹の王(後の26代継体天皇)と愛する侍女の別れの伝説をもとに世阿弥が創作した謡曲「花筐」は、越前市の花筐薪能となって地域を支える文化となっています。

調高い世界的な伝統文化「能」。身近で見れるなんてなんとすばらしい事ではないですか。

百聞は一見に如かず、素晴らしき幽玄の世界、花筺薪能舞台に感動あり。

この機会に是非一度ご来場ください。

写真:花筺薪能会場(花筐公園)



番組



チケット

チケット S席  5,500円

     A席  4,000円 

チケット発売日  5月6日(日)



お問い合わせ: TEL0778-42-0361

        花筺薪能実行委員(花筐公民館内)

        915-0242 福井県越前市粟田部町17-20



演目解説 

萩大名(はぎだいみょう)  狂言

 

 近々都から帰国することになった田舎大名が、太郎冠者の案内で、とある庭園に萩の花見に出かける。風流者の亭主が、来客に必ず一首所望することを知っている太郎冠者は、「七重八重 九重とこそ思ひしに 十重咲きいづる 萩の花かな」という聞き覚えの歌を大名に教えておく。見事な庭を楽しんだ後、いよいよ歌を詠むことになるが、大名は…。

 

 実力はあっても風流に欠ける大名を風刺するだけでなく、無邪気で大らかな人物として描くところに狂言らしさがある作品です。のどかな風情が漂う舞台を、ごゆっくりお楽しみ下さい。

 


演目解説

 舞囃子は(まいばやし)は、能のある曲の中の舞所だけを取り出し、シテ一人が面・装束を付けず、紋服・袴のままで、地謡と囃子を従えて舞うものをさす。最も面白い部分かけを演じるため、能のダイジェスト版といえる。

舞囃子 紅葉狩

 

紅葉が夕日に照り映える戸隠山余吾将軍平維茂(よごしょうぐんたいらのこれもち)が従者の右源太、左源太とともに紅葉狩りにやってきます。そこには宴を張る先客がいました。聞けば、やんごとない女人が侍女たちとお忍びでお出掛とのこと。維茂が遠慮しようとすると、その高貴な姫自ら、是非ご一緒したいと誘います。そこまで言われてひいては男がすたる。言われるままに維茂は宴に加わることにするが…。


演目解説

蝸牛(かぎゅう) 狂言

 

 修行を終えて帰る途中の山伏が竹やぶで休んでいると、主人の命で、長寿の薬になるという蝸牛(かたつむり)を捕りに太郎冠者がやってくる。太郎冠者が山伏を蝸牛だと思い込み声をかけると、山伏は蝸牛になりすまして太郎冠者をからかう。さらに山伏は、囃子言葉に浮かれてなら同行しようと、太郎冠者にかたつむりの囃子言葉を教え…。

 

 観ていると心も体もうきうきとしてくる楽しい作品です。「でんでんむしむし」という囃子言葉が何回も出てきますので、登場人物と一緒に浮かれてみてはいかがでしょうか。

 


演目解説   花筐はながたみ

 

花筐とは花籠(はなかご)の事で竹ひごを編んで作った竹細工の花かごを指しています。

 越前国味真野(現在の福井県越前市味真野町周辺)に、応神天皇の子孫である大迹部(おおあとべ)皇子(男大迹皇子、男大迹邉皇子とも表記)が住んでいました。

 皇子は武烈天皇より皇位を譲られ、継体天皇(450?〜531?)となり、都へ旅立ちますが、帝は、味真野にて寵愛していた照日の前に使者を送り、手紙と愛用した花筐(はながたみ:花籠のこと)を届けます。 

突然の別れに、寂しく悲しい気持ちを抑えられない照日の前…。ある秋の日、警護に当たる継体天皇は官人らを引き連れて、紅葉見物にお出かけになります。

 そこに照日の前と花籠を持った侍女が現れます。彼女は、天皇への恋情が募るあまり、狂女となって都を目指して旅をしてきたのでした。狂女・照日の前が、帝の行列の前の方に飛びだすと、官人が狂女を押し止め、侍女の持つ花籠をはたき落します。照日の前は帝の愛用された花籠を打ち落とす者こそ狂っていると言い泣き伏してしまいます。

 

 やがて帝の行列の前で狂い舞うように促します。照日の前は喜びの舞を舞った後、漢の武帝と李夫人との悲しい恋の顛末を物語りつつ帝への恋心を訴えるのでした。

 





アクセス(交通)

会場付近拡大図   赤点線:駐車場アクセス車道  青矢印線:会場へ歩行者用道路

ナビゲーションで目的地検索

 会場検索:花筐公民館 電話0778-42-0361 花筐公園

 駐車場①検索:上記に同じ 

 駐車場②検索:岡太神社(おかふとじんじゃ) 栗生寺(しょくしょうじ)

      この駐車場は障害者優先です。要予約。

 駐車場③検索:福邦銀行今立支店…ごく近くの今立大橋のたもと

 駐車場④検索:バロー…食品スーパー「バロー」店舗の右側道路から入り

        今立中央病院駐車場

 駐車場⑤検索:越前市今立総合支所

 

各駐車場は係員の誘導に従ってください。

 


車で 高速武生ICから 花筐公園まで車でおよそ 13 分5.3 km()

不明な道路経由

↓北陸高速自動車道武生IC降りる 右(東)方向 
↓東方向に県道262号線を直進  3.4 km
↓岡太神社鳥居手前の石碑を目印に右折、140m 
↓公園登り口左折し 160m 到着

車で 高速鯖江ICから 花筐公園まで 三里山を東回り、西回り共にでおよそ 15

 

公共交通機関ご利用の場合 

JR武生より・福鉄武生新駅より

■福井鉄道バス南越線のみ。

     ※JR鯖江駅からはバスの運行はありません。

■JR武生駅前乗り場

 発車時刻 ①pm1:57発 和紙の里行  pm2:21 粟田部 着

      ②pm4:15発 々      pm4:39 々

      ③pm5:33発 々      pm5:57 々

 ※粟田部バス停と花筐公園口は距離にして100m離れておりますが、どちらの停留所から

  も公園までは距離で0.5キロ、時間でおよそ7分の距離となっております。

ご注意

 ※③をご利用の場合は薪能開演時間pm5:00に間に合わない。

 ※③以降のバス運行は上下線とも運行しておりません。  

 ※薪能終演予定時刻pm8:20にはバスは運行されておりません。大変ご不便をおかけい 

 たします。

 

タクシーご利用の場合

■JR武生駅・鯖江駅より花筐公園まで およそ15分程度

 


各駐車場から会場までの所要時間

会場まで徒歩2分

会場まで1分岡太神社前駐車場は障害者優先の駐車場です。 10台 

会場まで徒歩5分

会場まで徒歩7分

会場まで徒歩10分

 参考:指定の駐車場ではございませんが花筐小学校前駐車場・北陸銀行裏の駐車場もご利用ください。


会場の席配置図

青ブロックについて上記配置図では大きくはみ出して見えますが、緑ブロックと赤ブロックの間に納まる位置となっております。


主催 第13回花筺薪能実行委員会

共催 越前市文化振興・施設管理事業団、福井新聞社

後援 越前市、越前市教育委員会、福井県・福井県教育委員会、福井県文化振興事業団、

   武生商工会議所、FBC福井放送、福井テレビ、丹南ケーブルテレビ協賛 越前市商工会


問合せ

915-0242 福井県越前市粟田部町17-20 

花筐公民館内 越前花筺薪能実行委員会 ℡ 0778-42-0361

 演者 能